催し物
「野生生物保全センター」発足記念シンポジウム
 ──2006/05/24
 財団法人東京動物園協会は、21世紀における動物園の重要な使命である「野生生物保全活動」に積極的に取り組みます。このたび、希少な野生生物の動物園での飼育・繁殖のみならず、小笠原のオガサワラシジミや多摩地区のニホンイモリなど生息域内での保全活動を目指し、研究や技術開発等を効率的に進め、今までの事業をより発展させた組織として、多摩動物公園内に「野生生物保全センター」を発足させました。
 これを記念して、下記のとおり、発足記念シンポジウムを開催します。参加無料。ご応募をお待ちしております!

◎発足記念シンポジウム「野生生物の保全を考える」

日時 2006年6月20日(火)午後2時から午後5時
場所 多摩動物公園ウォッチングセンター1階動物ホール

内容
1)財団法人東京動物園協会会長挨拶
2)記念講演
  「オランウータン──そのユニークな素顔と保全への道」
  (長谷川寿一氏・東京大学)
3)基調講演
  「希少野生鳥類の保全について
    ──ヤンバルクイナとトキを中心に」
  (尾崎清明氏・山階鳥類研究所)
4)野生動物の保全活動に関するパネルディスカッション
  パネリスト:長谷川寿一氏、尾崎清明氏、
        久世濃子氏、成島悦雄氏

長谷川寿一 東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻生命環境科学系認知行動科学大講座教授。専門分野は人間行動進化学や行動生態学、進化心理学など。著書に『進化と人間行動』など多数。

尾崎清明 山階鳥類研究所標識研究室長。渡り鳥の生態研究や標識調査に従事。ヤンバルクイナやトキの研究及び保全事業に協力。

久世濃子 京都大学理学研究科人類進化論研究室。マレーシア・ボルネオ島でのオランウータンの研究活動に従事。

成島悦雄 多摩動物公園飼育展示課野生生物保全センター長。日本動物園水族館協会種保存委員。

◎シンポジウム参加応募方法
 18歳以上の方が対象です。定員100名。参加は無料です。往復はがきに参加希望者全員の氏名・年齢と代表者の住所・氏名・電話番号を明記し、返信面に代表者の住所・氏名を記入して、下記のあて先までお送りください。応募多数の場合は抽選をおこない、当落にかかわらず返信します。

 〒191-0042 日野市程久保7-1-1
 多摩動物公園「野生生物保全センターシンポジウム」係

 締切は、2006年6月9日(金)消印有効です!

(2006年5月24日)



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