コウノトリの個体群管理に関する機関・施設間パネル(IPPM-OWS:Inter-institutional Panel on Population Management of the Oriental White Stork)は、公益財団法人東京動物園協会との共催で、
コウノトリ保全セミナー2023「コウノトリ保全活動の最前線!──再導入個体群の管理と課題」を開催します。ぜひご参加ください。
セミナーの趣旨
2013年に設立されたIPPM-OWSでは、コウノトリの飼育施設、放鳥をおこなう地方自治体、繁殖地がある地方自治体などが協力しながら、コウノトリの保全にかかわる生息域内・外の課題解決をめざしています。
IPPM-OWSは、行動目標として2015年に「東京宣言 2015」を採択し、2016年から活動をおこないました。さらに、繁殖地の広がりとともに生じた新たな課題を関係機関が連携して解決しながら、コウノトリの保全をさらに推し進めるため、2020年に「コウノトリ保全方針」を策定しました。
今回のセミナーでは「コウノトリ保全方針」にもとづいてIPPM-OWSがおこなってきたコウノトリの個体群管理の最新の成果や課題について取り上げます。海外でおこなわれている希少鳥類の保全活動の事例としてカリフォルニアコンドルの個体群管理についても紹介し、今後のコウノトリの保全活動について考えます。
開催要項
日時 2023年1月22日(日) 13時~15時30分
開催方法 ウェブ会議サービス「Zoom」によるオンライン開催
定員 150名 ※事前申込制(先着順)
参加費 無料 ※通信料は参加者ご自身の負担となります。
内容
◆講演1「IPPM‐OWSによるコウノトリ保全活動」
高見一利(IPPM-OWS 代表、豊橋総合動植物公園 動植物園長)
◆講演2「コウノトリ個体群の遺伝的管理のこれまでとこれから」
内藤和明(兵庫県立大学大学院地域資源マネジメント研究科 准教授)
◆講演3「カリフォルニアコンドルの再導入と個体群管理」
Oliver Ryder(Kleberg Endowed Director of Conservation Genetics, San Diego Zoo Wildlife Alliance)
※英語→日本語通訳あり。
主催
コウノトリの個体群管理に関する機関・施設間パネル(IPPM-OWS)
共催
公益財団法人東京動物園協会
後援
・公益社団法人日本動物園水族館協会
・豊橋市(豊橋総合動植物公園)
・兵庫県立コウノトリの郷公園
・兵庫県立大学大学院地域資源マネジメント研究科
助成
このセミナーの開催経費の一部は
公益信託サントリー世界愛鳥基金の助成を受けています
申込方法
受付フォームで以下のとおりお申し込みください。
お申し込みの際は、@tokyo-zoo.netおよび@form.kintoneapp.comからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。特に携帯電話からお申し込みの方はご注意ください。
《こちらの受付フォームからお申し込みください》
※外部サイト(kintoneapp.com)に移動します。kintoneapp.comは、トヨクモ株式会社が管理運営するウェブサイトです。今回のプログラム参加者募集に際して応募者の方々からご提供いただく個人情報は、トヨクモ株式会社が管理するサーバーに厳重に保管し、目的のための使用終了後、すみやかに削除するなど、厳正かつ適正な運用をおこないます。
【締切】2022年1月15日(日)送信分まで有効
※
応募はひとり1回に限ります。
同じ応募者による複数回の応募はすべて無効となりますのでご注意ください。
オンラインセミナー動画を期間限定で公開
2023年1月に実施したオンラインセミナーの録画を、期間限定でご覧いただけるようになりました。2023年6月末までの配信予定です。
配信期間 2023年4月17日(月)〜6月30日(金) ※動画の公開は終了しました。
対象 どなたでもご視聴できます
配信方法 東京ズーネットYouTubeチャンネルから配信
※ライブ配信ではありません。
※配信映像の録音・録画、写真撮影は禁止します。
※各講演の要旨と講演③の和訳は、
こちらからご覧いただけます。
(2022年12月15日)
(2023年04月17日:オンラインセミナー動画を期間限定で公開。6月30日まで)