催し物
11/10 昆虫生態園30周年記念講演会「アリと会話する日を夢見て」開催(※募集終了しました)
 └─ 2018/10/11

 多摩動物公園の昆虫生態園は1988年にオープンし、今年で30周年を迎えました。これを記念して昆虫をテーマとした講演会を開催します。


ハキリアリ

日時  2018年11月10日(土) 13時30分~15時30分     

場所  ウォッチングセンター内 動物ホール

対象  小学生以上

定員  100名 ※事前申込制(先着順)

参加費 無料(入園料も無料となります)

内容
◆講演1「ハキリアリの飼育」
 杉田 務(多摩動物公園 昆虫園飼育展示係)

【要旨】
 多摩動物公園のキャッチコピーは「アリからゾウまで出会えるところ」。ハキリアリの展示は欠かすことができません。
 葉っぱを与えるだけではうまくいかないハキリアリの飼育について、ご紹介します。
内容
◆講演2「アリと会話をする日を夢見て」
 村上貴弘 氏(九州大学 持続可能な社会のための決断科学センター 准教授)

【要旨】
 みなさんはアリがおしゃべりするのを聴いたことはありますか? 僕はあります。僕が今一生懸命研究をしているのはハキリアリとその仲間であるキノコを栽培して「農業」をするアリたちです。アリが農業をするというだけでも驚きますが、おしゃべりをすることももっと驚いてしまいます。初めて僕がハキリアリの巣の中の会話を聴いたときもまるで宇宙人の会話を盗み聞きしているようでした。
 どうしてアリたちはおしゃべりするのか? 人間はアリと会話ができるようになるのか? 最新の研究からわかったところをお話しします。

村上貴弘氏

【村上貴弘氏プロフィール】
 1971年神奈川県生まれ。北海道大学大学院地球環境科学研究科修了。博士(地球環境科学)。テーマはハキリアリの研究を中心としたアリ類の行動生態学・社会生物学など。これまでの研究の中心は中米・パナマ共和国のパナマ運河に浮かぶ無人島・バロコロラド島。
 1999年から2003年までテキサス大学とカンザス大学で学振特別研究員、海外特別研究員として在籍、その後理化学研究所、2006年から愛媛女子短期大学(現環太平洋大学短期大学部)専任講師、2008年から北海道教育大学函館校環境科学専攻准教授を経て、現在に至る。
 NHK「ダーウィンが来た!」でハキリアリ特集を監修(2013年3月)、NHK「ヘウレーカ!」にアリ特集で3回出演。主な著書に『生物学者、地球を行く──まだ知らない生きものを調べに、深海から宇宙まで』(共著、文一総合出版)、『アリの社会: 小さな虫の大きな知恵』(共編、東海大学出版部)など。

応募方法
 往復はがきまたはEメールで以下のとおりお申し込みください。

○往復はがき
 往信面に参加者全員の氏名(ふりがな)・年齢(学年)、代表者の住所・氏名・電話番号を記入し、返信面に代表者の住所・氏名を明記のうえ、以下の宛先までお申し込みください。

  【宛 先】〒191-0042 日野市程久保7-1-1
       多摩動物公園「アリと会話する日を夢見て」係
  【締 切】2018年11月2日(金)当日消印有効
       ※10月11日(木)から募集を開始し、先着順とします。
        締切前に定員に達した場合は、ホームページでお知らせします。
       ※定員に達しましたので、募集終了しました。

○Eメール
 ant@tokyo-zoo.net宛に、件名を「アリと会話する日を夢見て」とし、本文に参加希望者全員の氏名(ふりがな)・年齢(学年)、代表者の住所・氏名・電話番号を記入してお送りください。
 お申し込みの際は、@tokyo-zoo.netからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。特に携帯電話からお申し込みの方はご注意ください。
 お申し込み後、数日中に受付番号を返信します。連絡がない場合は、電話にてお問い合わせください。

  【締 切】2018年11月2日(金)送信分まで有効
       ※10月11日(木)から募集を開始し、先着順とします。
        締切前に定員に達した場合は、ホームページでお知らせします。
       ※定員に達しましたので、募集終了しました。
       
※お申込みの際ご提供いただいた個人情報は、当該イベントに関するご連絡のみに使用します。
 また、データの保管や削除など、個人情報については厳重な管理をいたします。

(2018年10月11日)
(2018年11月06日:募集終了を追記)


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