催し物
2/24 高校生・大学生向け講座「海の学び舎」第3回「巨大地震の干潟生物への影響──8年間の出来事」開催!(※募集終了しました)
 └─ 2019/01/27

 第一線で活躍する研究者やフィールドで活躍するナチュラリストが、海や川の環境や生き物を探求し、研究することの楽しさを紹介する、高校生・大学生向けのシリーズ講座「海の学び舎」を開催しています。

 今年度は全3回開催。テーマは「干潟」です。

 最終回の第3回は、東北地方太平洋沖地震による巨大津波が干潟の生物に与えた影響について、地震後のアサリやそれを食べる外来巻貝の状況を紹介します。またプログラム後半では、お茶を飲みながらの談話会を予定しています。

津波によるストレスで途中から模様が変わったアサリ
外来巻貝のサキグロタマツメタ

日時  2019年2月24日(日) 13時~16時30分

会場  本館2階 レクチャールーム

対象  高校生・大学生

定員  30名

参加費 無料(入園料も無料となります)

内容
◆「巨大地震の干潟生物への影響──8年間の出来事」
 大越健嗣博士(東邦大学教授、日本貝類学会会長)

【要旨】
 東北地方太平洋沖地震からもうすぐ8年。地震直後の巨大津波の後、沿岸に生息する生物はどうなったのでしょうか。80cmも地盤沈下した宮城県の万石浦周辺は陸の一部が海になったり、山砂を入れて人工干潟を造成したり、大きな環境変化がありました。地震後のアサリやそれを食べる外来巻貝の8年間の調査を通して、干潟の生物にとっての巨大地震の意味を考えます。
 また、東京湾や平成16年のタイでの津波の影響についてもご紹介します。

【プロフィール】
 1958年仙台市生まれ。東北大学農学部水産学科卒業。東北大学大学院農学研究科博士後期課程修了(農学博士)。石巻専修大学理工学部助手、講師、助教授、教授、オーストラリア・マードック大学客員教授を経て、現在、東邦大学理学部教授。専門は、海洋生物学。
 主な著書に『貝殻・貝の歯・ゴカイの歯』(成山堂書店)、『海のミネラル学-生物との関わりと利用-』(編著、成山堂書店)、『海のブラックバス サキグロタマツメタ 外来生物の生物学と水産学』(編著、恒星社厚生閣)、『海の外来生物』(共著、東海大学出版会)など多数。


応募方法
 事前応募制、先着順。Eメールでお申し込みください。締切定員になり次第締め切ります。(※募集終了しました)

kasai_manabiya@tokyo-zoo.netあてに、件名を「海の学び舎」とし、本文に希望者全員の氏名(ふりがな)・年齢(学年)、代表者の住所・氏名・電話番号を記入してお送りください。
 お申し込みの際は、@tokyo-zoo.netからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。特に携帯電話からお申し込みの方はご注意ください。

(2019年01月27日)
(2019年02月23日:募集終了を追記)


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