催し物
9/15 水草講演会を開催!(※募集終了しました)
 └─ 2018/08/09

 特設展示「水辺に生きる草」開催に合わせ、水草をテーマにした講演会を開催いたします。

田中法生氏
ミクリ属の交雑種

日時 2018年9月15日(土) 13時30分~16時
   ※なお、講演会終了後、希望される方を対象に水族園スタッフが水槽前ガイドを実施する予定です。
    時間 16時から16時40分まで
    場所 「水辺の自然」エリア

場所 本館2階 レクチャールーム

対象 どなたでも参加できます
   ※年齢制限はありませんが、中学生が理解できる内容になります。

定員 80名

内容
◆講演1「水辺をつくる・みせる・つたえる」
 太田智優(葛西臨海水族園 飼育展示係)

◆第2部「消えゆく水草を守る〜水草の不思議とその危機、そして私たちにできること〜」
 田中法生 氏(独立行政法人国立科学博物館 植物研究部)

【講演要旨】
 水草は実に不思議で魅力的な植物です。植物の祖先たちが成し遂げた「上陸」という一大トレンドに背を向け、再び水中へ進出した植物が水草なのです。この「水中に戻る」という異端の進化こそが、水草の不思議な形やくらしを生み出したのです。
 ところが、そこまでして進出した水中環境は、人間によって大きく変化してしまいました。水草の40%以上が絶滅の危機にあるという悲しい状況です。この中で私たちには何ができるのか? 本当に必要なことは何か? 水草の自生地の現状と水草を守るための科学を、最新の研究を交えてご紹介します。

【田中法生氏プロフィール】
 1970年東京都江戸川区生まれ。国立科学博物館植物研究部多様性解析・保全グループ研究主幹。筑波実験植物園研究員を兼任。博士(理学)。水草保全ネットワーク代表。専門は水草の進化、分布拡散、遺伝的構造など。水草の保全研究にも取り組む。日本では数少ない水草研究の第一人者。
 著書に『異端の植物「水草」を科学する -水草はなぜ水中を生きるのか?-』(ベレ出版)、共著に『新しい植物分類学1』(講談社)、『日本の固有植物』(東海大学出版会)、『日本の野生植物1、5』(平凡社)など。

応募方法
 Eメールで以下のとおりお申し込みください。

 mizube@tokyo-zoo.net宛に、件名を「水草講演会」とし、本文に参加希望者全員の氏名(ふりがな)・年齢、代表者の住所・氏名・電話番号を記入してお送りください。
 お申込みの際は、@tokyo-zoo.netからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。特に携帯電話からお申し込みの方はご注意ください。

 【締切】2018年8月31日(金)送信分まで有効 ※募集終了しました。

※応募者多数の場合は抽選とし、当落にかかわらずお知らせします。
※お申込みの際ご提供いただいた個人情報は、当該イベントに関するご連絡のみに使用します。
 また、データの保管や削除など、個人情報については厳重な管理をいたします。

チラシ表面
チラシ裏面
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(2018年08月09日)
(2018年08月17日:チラシを追加)
(2018年08月17日:募集期間を修正)
(2018年09月13日:募集終了を追記)


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