催し物
1/27-1/29 深海ラボ特別企画「深海トークショー」(※募集終了しました)
 └─2016/12/28

 深海ラボ特別企画として、海洋研究開発機構(JAMSTEC)の研究者、そして当園スタッフによるトークショーをおこないます。

 独特な生態系である鯨骨生物群集で見られる生き物と深海にくらすサメたちの関わりについて、また当園での深海生物の採集と飼育について、わかりやすくお話します。

日時 2017年1月27日(金)、28日(土)、29日(日) 各日11時00分~12時00分

場所 本館2階 レクチャールーム

定員 各日80名

内容
  • 1月27日(金)、28日(土)
  • 「深海生物飼育のヒントは深海にあり!?」
     増渕和彦(葛西臨海水族園 飼育展示係)

    「どうやって獲る? 深海生物採集の工夫の数々」
     松村 哲(葛西臨海水族園 調査係)
     中沢純一 (葛西臨海水族園 調査係)

    水族園スタッフによるトークショーです。
    水族園で展示している深海生物の飼育方法についてや、深海生物をどのようにして採集し、水族園まで運んでくるかについて、お話しします。

    参加方法
     本館2階レクチャールームに直接お越しください
     どなたでも参加いただけます。
     ※定員を超えた場合は締め切りますので、ご了承ください。

  • 1月29日(日)
  • 「クジラが支える深海の生命(いのち)」
     藤原義弘氏(国立研究開発法人 海洋研究開発機構)

    暗く、冷たい深海の世界。そこでは少ない食べ物をめぐり、熾烈な競争が繰り広げられています。そんな深海に現れたクジラの遺骸。まさに天からの恵みと言わんばかりにそこにはさまざまな生物が集まり、鯨骨生物群集と呼ばれる特殊な生態系ができあがります。
    生命を全うしたクジラからつながっていく、深海の不思議な生態系。そこではどのような生き物が見られるのでしょうか?鯨骨生物群集とは深海においてどのような役割があるのでしょうか?また、深海にくらすサメたちとクジラの遺骸との意外な関係とはいったい何でしょうか?クジラが支える深海の生命(いのち)の物語について、JAMSTECの研究者と水族園スタッフが対談形式によるトークショーをおこないます。

    【プロフィール】
     1969年岡山県生まれ。筑波大学第二学群生物学類卒業。筑波大学大学院修士課程環境科学研究科修了。博士(理学)。
     海洋研究開発機構 海洋生物多様性研究分野 分野長代理、東日本海洋生態系変動解析 プロジェクトチーム 生態系変動解析ユニット ユニットリーダー代理(兼務)。
     東京海洋大学客員教授。
     1993年より海洋科学技術センター(現 海洋研究開発機構)に入所。米国スクリプス海洋研究所留学等を経て、2016年より現職。
     近年,深海域のトップ・プレデター(食物連鎖の頂点に位置する捕食者)に関する研究に取り組む。海洋生物の撮影にも力を注ぎ、今まで撮影した深海生物は1000種にのぼる。

     著書『深海のとっても変わった生きもの』(幻冬舎)、『潜水調査船が観た深海生物―深海生物研究の現在』(共著、東海大学出版会)、『追跡!なぞの深海生物』(あかね書房)、『深海 鯨が誘うもうひとつの世界』(山と溪谷社)など。


    藤原義弘氏

    参加方法
     事前申込み制です。Eメールで以下のとおりお申し込みください。
     なお、対象は小学4年生以上です。

     shinkai@tokyo-zoo.net宛に、件名を「深海トークショー29日」とし、本文に参加者全員の氏名(ふりがな)・学年(年齢)・性別・住所・電話番号を記入してお送りください。
     お申込みの際は、@tokyo-zoo.netからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。特に携帯電話からのお申し込みの方はご注意ください。

     【締 切】 2017年1月20日(金)28日(土) ※募集終了しました。

    ※応募者多数の場合は抽選とし、当落にかかわらずお知らせします。
    ※お申込みの際ご提供いただいた個人情報は、当該イベントに関するご連絡のみに使用します。また、データの保管や削除など、個人情報については厳重な管理をいたします。

    (2016年12月28日)
    (2017年01月29日更新)


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