催し物
1/14「海鳥の専門家と海鳥飼育係が語る!──それぞれの視点から見るウミガラスの保全活動」開催!(※募集終了しました)
 └─2016/12/08

 葛西臨海水族園では、ウミガラス、エトピリカという海鳥を飼育しており、繁殖にも成功しています。現在は各30羽程飼育していますが、国内では絶滅危惧種に指定されている鳥でもあります。

 今回の講演会では、これら海鳥について飼育下でおこなっている保全の取組みと、環境省がおこなっているウミガラスの保護増殖事業を含む海鳥の保全活動について紹介します。


水面に浮かぶウミガラスとケイマフリ

日時   2017年1月14日(土) 13時30分~15時45分

場所   葛西臨海水族園本館2階 レクチャールーム

対象   高校生以上

定員   80名

内容
  • 第1部 飼育係が語る!水族園での飼育の工夫
  •  講師:野島大貴(葛西臨海水族園 飼育展示係)

    【講演要旨】
     空を「飛び」水に「潜る」。そんな相反する行動を両立してくらす海鳥、ウミガラスとエトピリカ。葛西臨海水族園では、海鳥が本来持つ行動を引き出し、それらの魅力を伝える取組みとして、飼育環境の改善やエサの与え方など、さまざまな工夫をおこなっています。今回は、これらの飼育の工夫を中心に、水族園で海鳥を飼育する意味にもふれたいと思います。

  • 第2部 環境省アクティングレンジャーが語る!天売島(てうりとう)での海鳥保護の取組み
  •  講師:松井 晋氏(環境省羽幌自然保護官事務所 自然保護専門員)

    【松井晋プロフィール】
     1978年大阪府生まれ。環境省羽幌自然保護官事務所自然保護専門員。博士(理学)。専門は鳥類生態学。
     これまで亜熱帯の島に定着したモズの生活史進化、都市と農村にすむスズメの生態などを研究してきた。現在は天売島のウミガラスなどウミスズメ科鳥類の保全に取り組む。
     分担執筆の著書に『野外鳥類学を楽しむ』(海游舎)、『森の野鳥を楽しむ101のヒント』(日本林業技術協会)など。

    【講演要旨】
     豊かな海に囲まれた日本列島には、数多くの海鳥たちが生息しています。中でも北海道の天売島は、ウミガラスやウミスズメの繁殖が現在確認されている国内唯一の場所、ケイマフリの国内最大の繁殖地、ウトウの世界最大の繁殖地として知られています。日本を取り巻く海を広域に移動し、毎年島に戻ってきて繁殖する海鳥たち。ウミガラス・ケイマフリ・ウミスズメの生態を紹介し、天売島での環境省の海鳥保護の取組みから、人と海鳥のつながりを考えます。


    松井 晋氏

    応募方法 Eメールで以下のとおりお申し込みください。

     umidori@tokyo-zoo.net 宛に、件名を「海鳥講演会」とし、本文に希望者全員の氏名(ふりがな)・年齢、代表者の住所・氏名・電話番号を記入してお送りください。
     お申し込みの際は、@tokyo-zoo.net からのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。特に携帯電話からお申し込みの方はご注意ください。

     【締 切】 2017年1月7日(土)送信分まで有効
           まだ少し定員に空きがあるため、先着順で募集を継続します。
           定員に達した時点で締切といたします。


    ※応募者多数の場合は抽選とし、当落にかかわらずお知らせします。
    ※お申込みの際ご提供いただいた個人情報は、当該イベントに関するご連絡のみに使用します。
     また、データの保管や削除など、個人情報については厳重な管理をいたします。

    (2016年12月08日)
    (2017年01月08日更新)


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