催し物
7/31 高校生・大学生向け講座「海の学び舎」第1回「深海からぷかぷか──はじまりは浮遊から」開催!
 └─2016/06/25

 葛西臨海水族園では、第一線で活躍する研究者やフィールドで活躍するナチュラリストが、海や川の環境やそこにくらす生き物のおもしろさ、またそれらを探求し、研究することの楽しさを紹介する、高校生・大学生向けのシリーズ講座「海の学び舎」を開催しています。
 2016年度の第1回は、「深海からぷかぷか──はじまりは浮遊から」を開催します。前半では講師の方のお話、後半ではお茶を飲みながら、参加者も交えた談話会を予定しています。高校生・大学生のみなさん、ぜひご参加ください。

第1回「深海からぷかぷか──はじまりは浮遊から」参加者募集


深海熱水噴出域にすむヨモツヘグイニナの成体(左)と、プランクトン生活をおくるワレン幼生(右)

日時  2016年7月31日(日)13時30分〜16時30分

場所  葛西臨海水族園 本館2階レクチャールーム

講師  渡部裕美先生(独立行政法人海洋研究開発機構 海洋生物多様性分野技術主任)
・渡部裕美先生プロフィール
 東京都大田区出身。千葉大学理学部地球科学科卒業、東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻修了。博士(理学)。日本学術振興会特別研究員などを経て、海洋研究開発機構技術主任。専門は海洋生態学。深海生物のプランクトン幼生期の挙動の解明をめざして研究をおこなってきた。最近のマイブームはメイオファウナ。
 主な著書に『海の生き物100不思議』(東京書籍・共著)、『潜水調査船が観た深海生物』(東海大学出版会・共著)など。


渡部裕美先生

・第1回要旨
 私たちヒトは生まれてから死ぬまでヒトの形をしていますが、地球上の生物にはそうではない生物もたくさんいます。例えば、海岸でよく見かけるフジツボや貝の仲間は、チョウやカブトムシのように、生まれてから死ぬまでの間にその形や生活の仕方を大きく変えることが知られています。よく知っているような海の生き物も、実は全く違う形で広い海の中を「ぷかぷか」浮いている時期もあるのです。今回は、沿岸で観られる生物だけでなく、深海底の温泉の周りに棲む変わった生物が「どのように一生を過ごすのか」をご紹介したいと思います。私たちの知らない世界に棲んでいると思っていた深海生物も、実は身近にいるかもしれませんよ。

対象  高校生・大学生

定員  30名

参加費 無料(入園料も無料となります)

応募方法Eメールで以下のとおりお申し込みください。

 kasai_manabiya@tokyo-zoo.net 宛に、件名を「海の学び舎」とし、本文に希望者全員の氏名(ふりがな)・年齢(学年)、代表者の住所・氏名・電話番号を記入してお送りください。
 お申し込みの際は、@tokyo-zoo.netからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください(特に携帯電話からお申し込みの方はご注意ください)。

 【締 切】 2016年7月17日(日)送信分まで有効
       ※応募者多数の場合は抽選とし、当落にかかわらずお知らせします。
 
(2016年06月25日)


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