催し物
3/13 高校生・大学生向け講座「海の学び舎」第5回「ぼくらはみんな コルダータ Chordata」開催!(※募集終了しました)
 └─2016/02/10

 葛西臨海水族園では、第一線で活躍する研究者やフィールドで活躍するナチュラリストが、海や川の環境やそこにくらす生き物のおもしろさ、またそれらを探求し、研究することの楽しさを紹介する、高校生・大学生向けのシリーズ講座「海の学び舎」を開催しています。
 今年度最後となる第5回は、「ぼくらはみんな コルダータ Chordata」を開催します。前半では講師の方のお話、後半ではお茶を飲みながら、参加者も交えた談話会を予定しています。高校生・大学生のみなさん、ぜひご参加ください。


チラシ(左:オモテ面 右:ウラ面)
PDFダウンロードはこちら

概要

日時   2016年3月13日(日) 13時30分~16時

場所   本館2階 レクチャールーム

タイトル 「ぼくらはみんな コルダータ Chordata」


私たちと同じコルダータ Chordataの仲間:ナメクジウオ(左)とマボヤ(右)

講師
 窪川かおる博士(東京大学海洋アライアンス海洋教育促進研究センター 特任教授)
 協力:西野敦雄氏(弘前大学農学生命科学部生物学科 准教授)

【窪川かおる博士プロフィール】
 早稲田大学教育学部卒業、同大学院理工学研究科物理及応用物理学専攻修了、理学博士。早稲田大学常勤嘱託職員、東京大学海洋研究所助手、同先端海洋システム研究センター教授、東京大学大学院理学系研究科附属臨海実験所特任研究員を経て、現在、同海洋アライアンス海洋教育促進研究センター特任教授。専門は海洋生物学(ナメクジウオの生物学)で、男女共同参画推進にかかわる活動もおこなっている。主な図書に「海のプロフェッショナル」(編著、東海大学出版会)、「ナメクジウオ 頭索動物の生物学」(共著、東京大学出版会)、「海洋生物学」(翻訳、丸善出版)がある。


窪川かおる博士

【要旨】
 ナメクジウオのすべてをお話しします。ナメクジでもない、サカナでもない、ナメクジウオ。砂の中にもぐっているので姿は見えませんが、水中では光の具合で7色に輝きます。その背中側には前後に走る1本の棒があり、脊索(せきさく)といいます。私たちも発生初期に、脊索を持っています。何とマボヤも幼生期に脊索があります。ナメクジウオとホヤは私たちの仲間で、合わせて脊索動物門(Chordata)に分類されます。その中でもナメクジウオはもっとも原始的で、私たちの祖先に近い動物です。ホヤは外見からは想像できませんが、私たちに近い動物です。生きたナメクジウオとホヤから私たちの祖先を知る手がかりを探してみましょう。

対象   高校生・大学生

定員   30名

参加費  無料(入園料も無料となります)

応募方法

 Eメールで以下のとおりお申し込みください。

 manabiya2015@tokyo-zoo.netあてに、件名を「海の学び舎」とし、本文に希望者全員の氏名(ふりがな)・年齢(学年)、代表者の住所・氏名・電話番号を記入してお送りください。お申し込みの際は、@tokyo-zoo.netからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください(特に、携帯電話からお申し込みの方はご注意ください)。

 【締切】 2016年3月6日(日)送信分まで有効

※応募者多数の場合は抽選をおこない、当落にかかわらずお知らせします。
※このイベントは日本財団「海の学び ミュージアムサポート」の助成を受けて開催します。


(2016年02月10日)
(2016年02月29日 PDF掲載)


ページトップへ