催し物
1/17 都立動物園・水族園 合同企画「身近な水辺保全講演会」開催!(※募集期間を延長します)
 └─2015/11/26

 (公財)東京動物園協会では、都内に生息するアカハライモリや在来のミナミメダカの保全に取り組んでいます。これらの活動を紹介するとともに、身近な水辺の重要性を伝える講演会を開催します。

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日時 2016年1月17日(日) 13時~16時

場所 葛西臨海水族園 本館2階レクチャールーム

定員 80名(高校生以上)

内容
◎第1部 動物園・水族園の取り組み
講演1「アカハライモリを守る活動報告」

 講師 中沢 純一(葛西臨海水族園調査係)

講演2「水族園の【水辺の自然】を楽しむ」

 講師 中村 浩司(葛西臨海水族園調査係)

◎第2部
講演3「水草はなぜ水中で生きられるのか?──陸上生活と決別した植物の進化物語」

 講師 田中 法生氏(独立行政法人国立科学博物館植物研究部)

【プロフィール】
 1970年東京都江戸川区生まれ。国立科学博物館植物研究部多様性解析・保全グループ研究主幹。筑波実験植物園研究員を兼任。博士(理学)。水草保全ネットワーク代表。専門は、水草の進化、分布拡散、遺伝的構造など。水草の保全研究にも取り組む。日本では数少ない水草研究の第一人者。著書に『異端の植物「水草」を科学する-水草はなぜ水中を生きるのか?-』(ベレ出版)、共著に「新しい植物分類学1」(講談社)、「日本の固有植物」(東海大学出版会)、「おもしろくてためになる植物の雑学事典」(日本実業出版社)など。

【要旨】
 水草の祖先は陸上の植物です。12億年前に水中で誕生した植物は5億年前に陸上に進出し、その中から再び水中へ進出した植物が水草です。慣れ親しんだ陸上と決別し、水中へ進出した回数は実に200回以上。水草が水中で生きるために何が必要だったのか? なぜ水中で生きられるのか? 水中で生活する水草ならではの生き方とその進化について、最新の研究を交えて紹介するとともに、水草の危機的状況とその保全の取り組みから、水草と水辺生態系のつながりを考えます。


清流の水草バイカモ

応募方法

◎追記
 定員に多少余裕があるため、申し込み期間を2016年1月15日(金)まで延長します。ただし、定員に達し次第締切りとさせていただきます。
 Eメールで以下のとおりお申し込みください。

 mizube2015@tokyo-zoo.net宛に、件名を「水辺講演会」とし、本文に参加者全員の氏名(ふりがな)・年齢、代表者の住所・電話番号を記入してお送りください。お申し込みの際は、@tokyo-zoo.netからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください(特に携帯電話からお申し込みの方はご注意ください)。
※応募者多数の場合は抽選をおこない、当落にかかわらずお知らせします。

【締切】2016年1月8日(金) 1月15日(金) 送信分まで有効
 ※ただし、定員に達し次第締切りとさせていただきます。

(2015年11月26日)
(2016年01月08日更新)
(2016年01月10日更新)


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