催し物
9/20 トビハゼの謎にせまる!! 特設展記念講演会「トビハゼ──水から出た魚たち」を開催します(※募集終了しました)
 └─2015/08/27

 葛西臨海水族園では、開催中の特設展「はまったらぬけだせない!干潟の誘惑──東京湾のトビハゼとその仲間たち」を開催中(お知らせ、2015年10月31日まで)。これに合わせてトビハゼの謎にせまる講演会「トビハゼ──水から出た魚たち」を開催します。

 特設展では東京湾の干潟にくらすさまざまな生き物の興味深い特徴をご紹介していますが、中でもトビハゼは魚なのに干潟の泥の上にくらすちょっと変わりもの。トビハゼやムツゴロウの生態を長年にわたって研究している長崎大学の石松惇教授をお招きし、泥干潟というきびしい環境へ進出した魚たちの謎にせまります。
正面から見たトビハゼ
アシで休憩(?)中のトビハゼたち

日時2015年9月20日(日)13:30〜16:00
会場葛西臨海水族園本館2階「レクチャールーム」
内容講演1「トビハゼたちの謎を追って」
 講師:石松惇先生(長崎大学環東シナ海海洋環境資源研究センター教授)
 【要旨】
 この講演では、1日の半分を陸上で、残りの半分を海のなかでくらす不思議な魚たちについてお話しします。約3万種もいる魚類のなかで、上陸する種類はわずかに約100種、そのなかでもトビハゼは最も水の外へ生活圏を広げた魚です。魚なのに、なぜ水の外でも生きられるのか? 干潟でどのようにして繁殖しているのか? など、少しずつ彼らの生活がわかってきました。でも、まだまだ謎もいっぱいです。トビハゼをとおして、不思議な干潟の生態系をのぞいてみましょう。
 【プロフィール】
 農学修士。マレーシア科学大学客員教授。Universiti Malaysia Terengganu客員教授。ムツゴロウやトビハゼなど、泥の上で生活する魚たち(マッドスキッパー)の生態を長年にわたって研究。そのフィールドは海外にもおよぶ。最近の著作「水から出た魚たち──ムツゴロウとトビハゼの挑戦」では、教授が解明したマッドスキッパーたちの興味深い行動や生理が紹介されている。
講演2「トビハゼレポート2015」
 講師:田辺信吾(葛西臨海水族園飼育展示係)
定員中学生以上80名
申込往復はがきまたはEメールでお申し込みください。応募者多数の場合は抽選をおこない、当落にかかわらずお知らせします。
 ◎往復はがき
 希望者全員の氏名(ふりがな)・年齢、代表者の住所・氏名・年齢・電話番号を明記し、返信面に代表者の住所・氏名を記入のうえ、以下のあて先までお送りください。
 〒134-8587 江戸川区臨海町6-2-3 葛西臨海水族園「トビハゼ講演会」係
【締切】2015年 9月16日(水)必着 9月19日(土)必着
 ◎Eメール
 higata@tokyo-zoo.netあてに、件名を「トビハゼ講演会」とし、本文に希望者全員の氏名(ふりがな)・年齢、代表者の住所・氏名・年齢・電話番号を記入してお送りください。お申し込みの際は、@tokyo-zoo.netからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください(とくに携帯電話からお申し込みの方はご注意ください)。
【締切】2015年 9月16日(水)送信分まで有効 9月19日(土)送信分まで有効

(2015年08月27日)
(2015年09月01日更新)
(2015年09月15日更新)


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