第一線で活躍する研究者やフィールドで活躍するナチュラリストが、海や川の環境やそこにくらす生き物のおもしろさ、またそれらを探求し、研究することの楽しさを紹介するシリーズ講座
「海の学び舎(うみのまなびや)」。葛西臨海水族園で、高校生と大学生を対象に開催しています。
2015年第2回のタイトルは、
「まばゆく光る蟲(むし)──美しいサイエンス」。前半は講師のお話、後半はお茶を飲みながら参加者も交えた談話会をおこなう予定です。高校生・大学生のみなさん、ぜひお申し込みください。
チラシ(左:オモテ面 右:ウラ面)
PDFダウンロードはこちら
概要
日時 2015年8月23日(日) 13時30分~16時
タイトル 「まばゆく光る蟲──美しいサイエンス」
講師 近江谷 克裕(おおみや よしひろ)氏
(国立研究開発法人 産業技術総合研究所 バイオメディカル研究部門 研究部門長、
北海道大学院医学研究科客員教授、鳥取大学染色体工学センター客員教授)
【プロフィール】
1990年群馬大学大学院医学研究科内分泌学専攻修了。卒業後、生物発光に関する研究を始め、1992年、ノーベル化学賞受賞の下村脩博士に出会い、生物発光研究の本格的な研究者を目指す。現在、生物発光の生物学から細胞工学まで、つまりホタル採集から発光を利用したがんのイメージングまで、基礎・応用研究を展開する。主な著書に「発光生物のふしぎ 光るしくみの解明から生命科学最前線まで」(ソフトバンク クリエイティブ株式会社)など。
【要旨】
「光るムシ」と言えば陸のホタルを思い浮かべる方が多いでしょう。しかし、海こそ多くの光る蟲が生息する住処。東京湾を見渡しただけでも、赤潮の原因の一つでもある夜光虫、館山や三崎に生息するウミホタルなどが観察できます。また、春先の富山湾に行けば、世界的にも珍しいホタルイカを手軽に見ることも食べることもできます。まさに、世界を見回しても日本沿岸は美しく光る生物(蟲)の宝庫。日本人はこんな光る蟲を見るだけではなく、1世紀も前から研究対象としてきました。いわば日本は「光る蟲の学問」の先頭を走っているのです。ノーベル化学賞を受賞した下村脩博士が発光クラゲから蛍光タンパクGFPを発見したのも偶然ではありません。そんな海の光る蟲のサイエンスをお話しします。
場所 本館2階 レクチャールーム
対象 高校生・大学生
定員 30名
参加費 無料(入園料も無料となります)
応募方法
往復はがき、またはEメールで以下のとおりお申し込みください。
※応募者多数の場合は抽選をおこない、当落にかかわらずお知らせします。
○往復はがき
希望者全員の氏名(ふりがな)・年齢(学年)、代表者の住所・氏名・電話番号を明記し、返信面に代表者の住所・氏名を記入のうえ、以下のあて先までお送りください。
【あて先】 〒134-8587 江戸川区臨海町6-2-3 葛西臨海水族園「海の学び舎」係
【締 切】
2015年8月16日(日)必着(※往復ハガキでの募集は終了しました)
○Eメール
manabiya2015@tokyo-zoo.net あてに、件名を「海の学び舎」とし、本文に希望者全員の氏名(ふりがな)・年齢(学年)、代表者の住所・氏名・電話番号を記入してお送りください。お申し込みの際は、@tokyo-zoo.netからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。(特に、携帯電話からお申し込みの方はご注意ください。)
【締 切】
2015年8月16日(日)送信分まで有効(※定員に達し次第締切りとさせていただきます)
◎追記 (※募集終了しました)
募集は2015年8月16日で終了しましたが、定員に多少余裕があるため、申し込み期間を延長します。Eメールで以下のとおりお申し込みください。
manabiya2015@tokyo-zoo.net あてに、件名を「海の学び舎」とし、本文に希望者全員の氏名(ふりがな)・年齢(学年)、代表者の住所・氏名・電話番号を記入してお送りください。お申し込みの際は、@tokyo-zoo.netからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。(特に、携帯電話からお申し込みの方はご注意ください。)
※定員に達し次第締切りとさせていただきます。
※Eメールのみの募集となります。往復ハガキでの募集はいたしません。
※最長で2015年8月22日(土)17:00送信分まで募集します。
※このイベントは
日本財団「海の学び ミュージアムサポート」の助成を受けて開催します。
(2015年07月21日)
(2015年08月17日更新)