催し物
8/1〜11/17 特設展「はまったらぬけだせない! 干潟の誘惑 ──東京湾のトビハゼとその仲間たち」(※開催期間を延長しました)
 └─2015/07/09

 葛西臨海水族園では、2015年の夏より、「東京湾の干潟」をテーマにした特設展を開催します。春から初夏、潮干狩りを楽しむ人でにぎわう干潟は、たくさんの生き物がくらす大切な環境です。特設展「はまったらぬけだせない! 干潟の誘惑──東京湾のトビハゼとその仲間たち」では、東京湾の干潟の魚を代表するトビハゼをとおして、干潟の環境とそこにくらす多様な生き物たちの興味深いくらしを紹介します。東京湾にくらすトビハゼの現状や、私たちの生活にもつながっている干潟の重要性について、楽しく学べる展示です。きっとあなたも干潟の誘惑にはまるはず!


ドロドロ干潟へ出発!

期間 2015年8月1日(土)~10月31日(土) 11月17日(火)まで延長します。

場所 本館1階「東京の海」エリア

展示内容 
・ぼくはトビハゼ
 魚なのに、陸上で生活しているトビハゼ。干潟という環境に適応した体のヒミツを紹介します。なんとなく愛嬌のある、トビハゼ特有の行動もお見逃しなく!

・トビハゼがくらす干潟
 干潟の環境をおよそ5倍の大きさの模型で再現。干潟は、一見すると、何もいない泥や砂の平野に見えますが、実はいろいろな生き物が隠れています。さあ、どんな生き物に会えるかな?

・東京湾のトビハゼ
 かつて、東京湾奥部には広大な干潟が広がっていました。現在、沿岸部の開発や埋め立てが進み、すみかが少なくなったトビハゼは、準絶滅危惧種(環境省レッドリスト(2007))に指定されています。ここでは、東京湾のトビハゼを守る取り組みを紹介します。

・トビハゼ研究所
 トビハゼのユニークな子育てについて、最新の研究結果をご紹介。トビハゼの巣穴の模型や、巣穴の内部を撮影した映像など、他ではなかなか見られない貴重な資料を展示します。

・干潟へ遊びに行こう!
 この特設展を訪れた人は、きっと干潟に行きたくなるはず! そこで、水族園の目の前にある人工干潟「西なぎさ」を例に、「いつ行けばいいの?」「何を持っていけばいいの?」など、干潟遊びに関するみなさんの疑問にお答えします。


東京湾に残ったわずかな干潟にくらすトビハゼ

(2015年07月09日)
(2015年10月26日更新)



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