催し物
野口雨情を歌う──中秋の名月に童謡コンサート
 └─2008/08/22

 野口雨情は、北原白秋、西條八十とならび三大童謡詩人とよばれています。名前を聞いてピンと来ない方も、「あかいくつ~は~いてた~♪」「しゃぼんだまとんだ~♪」などの歌を聞けば、すぐおわかりになるでしょう。

 雨情が吉祥寺に居をかまえたのは大正13年(1924年)。書斎「童心居」で、数多くの名作が生み出されました。童心居は現在、井の頭自然文化園内に移築されています。また、雨情は昭和10年(1935年)に「井の頭音頭」を作曲しており、武蔵野に非常に縁が深い詩人です。(井の頭池畔では、「井の頭音頭」の一節が刻まれた石碑を見ることができます。)

 さて、今回のコンサートは、オペラやミュージカルなどで活躍中のソプラノ歌手・太宰陽子さんと、文化園のコンサートではすでにおなじみ、ピアノデュオ「トピア」の橋爪美佐さんのコンビでおおくりします。お二人は、雨情を中心とした童謡の世界をどのように表現してくださるでしょうか。どうぞご期待ください。

 また同日、童心居では「秋のお茶会」を開催します。井の頭恩賜公園内「弁財天」の湧き水でたてるお抹茶をぜひご賞味ください。流派・お作法はありませんので、お気軽にどうぞ。

◎野口雨情を歌う 童謡コンサート

 日時  2008年9月14日(日)
      第1ステージ:午後1時~1時45分
      第2ステージ:午後2時30分~午後3時15分
 場所  本園彫刻館B館「特設ステージ」全席自由、200席

◎秋のお茶会

 日時  2008年9月14日(日)午後1時30分から
 定員  先着 100名
 参加費 無料(井の頭自然文化園への入園料は必要です)
 場所  本園 童心居

写真上左:太宰陽子さん
写真上右:橋爪美佐さん
写真下 :童心居でのお茶会

(2008年08月22日)



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