催し物
ヤマネコウィーク in Tokyo Zoos 開催!
 └─2008/01/25

 ツシマヤマネコを飼育している井の頭自然文化園と、ベンガルヤマネコを飼育している上野動物園では、2月22日の「猫の日」にちなみ、2008年2月22日(金)から29日(金)を「ヤマネコウィーク」とし、特設展示、講演会、キーパーズトークをおこないます。

【井の頭自然文化園】

◎特設展示1「ヤマネコからの手紙」
 ──ヤマネコから手紙が届いた。ヤマネコのくらす対馬は
   どんなところだろう? ヤマネコたちに起きている困
   った問題ってなんだろう?

 2008年2月22日(金)~6月22日(日)、井の頭自然文化園の本園資料館にて開催。ツシマヤマネコ自身が書いた手紙をつうじて、なかまのこと、ふるさと対馬の自然のことを紹介し、ツシマヤマネコの置かれた窮状をうったえます。映像やパネル、ジオラマやアート作品によって、おとなもこどもも、たのしみながら、ヤマネコの保全について知ることができるはず!

◎特設展示2「ヤマネコをふやす」

 井の頭自然文化園では、ツシマヤマネコの人工増殖のための基礎的な試験研究として、日本獣医生命科学大学と共同で、近縁種をつかった精液採取や精液凍結保存実験などをおこなっています。人工増殖にむけた取り組みをパネル等でご紹介します。2008年2月22日(金)~6月22日(日)、井の頭自然文化園の本園資料館にて開催。

◎「ツシマヤマネコ講演会」

 2008年2月23日(土)午後1時~5時、井の頭自然文化園本園の資料館集会室にて、ツシマヤマネコがくらす対馬の自然と、現地での保全活動について講演会を開催します。あわせて、当園のツシマヤマネコ飼育現場と教育普及活動の見学をおこないます。定員は高校生以上60名。
 演題は、「ツシマヤマネコの現状」(山村辰美、NPO法人ツシマヤマネコを守る会)と、「対馬の自然」(國分英俊、対馬の自然と生き物の会)です。
 応募方法──往復はがきに、催し物名、住所、氏名、年令、電話番号を明記して、180-0005 武蔵野市御殿山 1-17-6 井の頭自然文化園「ツシマヤマネコ講演会」係までお送りください。応募多数の際は抽選をおこない、当落にかかわらず連絡します。
 しめきり──2008年2月9日(土)消印有効

◎ヤマネコワークショップ

 井の頭自然文化園では、動物園関係者、NPO関係者、研究者等を対象として、ワークショップを開催します。このワークショップでは、「ツシマヤマネコ保全計画づくり国際ワークショップ」で提言された行動計画にもとづき、動物園でできること、すべきことを検討します。
 ワークショップの開催日は、2008年2月24日(日)、会場は井の頭自然文化園本園の資料館集会室です。詳細は、当サイトであらためてお知らせします。

※「ツシマヤマネコ保全計画づくり国際ワークショップ」は2006年1月に対馬で開催されました。このワークショップには国内外の専門家、行政関係者、対馬市民の代表等が集まり、ツシマヤマネコの絶滅回避のための意見公開と検討がおこなわれ、行動計画案がまとめられました。

【上野動物園】

◎「ベンガルヤマネコキーパーズトーク」

 2008年2月22日(金)、24日(日)、28日(木)各日2時から約15分間、飼育担当者がベンガルヤマネコについてお話しします。餌やりの実際もお見せします。上野動物園東園の「夜の森」内にあるベンガルヤマネコ展示場前にお集まりください。

写真上:ツシマヤマネコ
写真下:ベンガルヤマネコ

(2008年01月25日)



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