催し物
「体験!はな子さん」ではな子がぐっと身近に!
 └─2007/10/17

 アジアゾウの「はな子」は今年(2007年)で60歳。還暦を迎えました。(正確な誕生日がわからないため、数え年でカウントしています。)還暦を祝うイベントについては、こちらのニュースでもお伝えしました。

 また、すでにお伝えしましたが、2007年8月から、特設展示「体験!はな子さん」(2007年12月28日まで)と、「はな子さんスペシャルガイドツアー」を開催中です。

◎特設展示「体験!はな子さん」──────────

 アジアゾウのはな子さんについて、「夜はどうやって寝るの?」「どのぐらい食べるの?」「うんちも巨大なの?」など、素朴なギモンにお応えする特設展示です。

 体で実感し理解してもらえるよう、さまざまな工夫をしています。入口を入ってすぐにあるのが、笛田亜希さんによるワイヤーアート作品。わらの上で横になって寝る等身大のはな子が表現されています。実際には1日に1時間ていどしか横にならないはな子の寝姿は、モニター映像で見ることができます。

 また、はな子がえさを食べるようす、うんちやおしっこをするようす、遊ぶようすなど、ふだんなかなか見られない行動をビデオで見ることもできます。そして、その前には、ど~んと積み上げた1日分の餌や、乾燥うんち、竹ぼうきなどの遊び道具が展示されています。

 はな子の大きさを実感できるコーナーでは、はな子のスリーサイズ(?)を示したフラフープや、耳1枚分の重さの袋など、数字だけではわかりにくい、はな子の大きさを実感できます。また直径45センチもあるはな子の足型に紙(感熱紙)をあて、スプーンなどの金属でこすって写し取り、持ち帰ることもできます。

 最後は、ながはまえつこさんによる、来園当時のはな子(2歳半ごろ)の像です。子どもといっても、肩までの高さは120センチぐらいあります。ゾウのお腹をくぐると幸せになるというインドの言い伝えがありますが、この像のお腹をくぐることもできます。

 ほかにも、はな子の抜けた歯やゾウの皮膚の展示もあり、はな子がぐっと身近になることまちがいなし!の特設展です。

 会期 2007年8月7日(火)~12月28日(金)
 会場 本園資料館

◎はな子さんスペシャルガイドツアー──────────

 上記特設展開催中の第2日曜日、動物解説員による「はな子さんスペシャルガイドツアー」を実施しています(8月、9月、10月分は終了)。寝部屋訪問、飼育係への質問タイムなど、盛りだくさんの内容です!

 開催日 2007年11月11日(日)、12月9日(日)
 時間  午後1時30分から約30分
 集合  ゾウ舎前
 定員  先着30名

(2007年10月17日)



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