催し物
7/15-12/28 水生物館特設展示「60年の眠りから覚めた幻の水草 イノカシラフラスコモ」を開催(※会期を延長しました)
 └─ 2022/07/14(10/01更新)
 かつての井の頭池は、豊富な湧水をたたえ、多くの水草が繁茂する池でした。しかし、周辺の都市化に伴い湧水は涸れ、水質悪化や外来種の移入などにより、水草は姿を消しました。

 そうしたなか、市民と行政が一体となり、かつての井の頭池をよみがえらせようとさまざまな取組みがおこなわれてきました。その柱となるのが「かいぼり」です。このかいぼりにより、一度は姿を消した水草が、池底の泥のなかから復活しました。そのひとつが、かつて井の頭池ではじめて発見され、その後まもなく姿を消した幻の水草「イノカシラフラスコモ」です。

 特設展示「60年の眠りから覚めた幻の水草 イノカシラフラスコモ」では、イノカシラフラスコモ復活までの取組みと、井の頭自然文化園でのイノカシラフラスコモの域外保全および展示の取組みについてご紹介します。

期間 2022年7月15日(金)~10月2日(日)12月28日(水)
   ※好評のため会期を延長します。

場所 水生物館 特設展示場

内容
 イノカシラフラスコモの生態や井の頭池で復活した経緯、井の頭自然文化園の取組みなどを、パネルや映像でお伝えします。また、2つの水槽でイノカシラフラスコモの生体のほか、井の頭池で見られる水生生物を展示します。

展示予定生物
 水草類 イノカシラフラスコモ、ナガエミクリなど
 魚類  モツゴ、ウキゴリ

協力
 東京都西部公園緑地事務所、加藤かとうしょう氏(新潟大学)、認定NPO法人 生態工房


イノカシラフラスコモ



【HTTの取組みについて】
 夏の電力逼迫を受け、本イベントは、みなさまの安全に配慮しながら節電して実施する予定です。暑い夏を迎えました。ご家庭ではエアコンは切らずに熱中症に注意して節電に取り組みましょう。電力を「へらす」「つくる」「ためる」HTTに、ご理解、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
 なお、今後の新型コロナウイルス感染症対策、電力逼迫状況により開催方法が変更となる場合があります。

(2022年07月14日)
(2022年10月01日:会期延長について追記)



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