催し物
3/14 都立動物園・水族園合同企画 身近な水辺保全講演会「水辺の植物・動物・人のつながりを考える」参加者募集!(オンラインで実施します)
 └─ 2021/02/10
 都立動物園・水族園(上野動物園・多摩動物公園・井の頭自然文化園・葛西臨海水族園)は、都内に生息するカエルやイモリの保全に取り組んでいます。この取組みをふまえ、身近な水辺の保全について考える講演会「水辺の植物・動物・人のつながりを考える」をオンラインで開催します。

 テーマは、身近な水辺環境における生き物と人とのつながりです。明治大学の倉本宣氏をお招きし、多摩川の河原の象徴種であるカワラノギクと干潟の象徴種であるウラギクの保全、他の生き物や人間生活との関わりについてのお話をしていただきます。また、井の頭自然文化園の職員からは、当園における両生類の保全活動について報告します。

 身近な水辺の生き物の生態や保全に関心のある方々のご参加をお待ちしています。

カワラノギク
(撮影:倉本宣氏)
ウラギク
(撮影:倉本宣氏)

日時  2021年3月14日(日) 13時30分~16時

場所  ウェブ会議サービス「Zoom」を使ったリモートで実施

対象  どなたでもご参加できます
    ※内容は高校生以上向けです。

定員  80名 ※事前申込制(先着順)

参加費 無料 ※通信料は参加者ご自身の負担となります。

内容
◆講演1「井の頭自然文化園における両生類の保全活動」
 高濱由美子(井の頭自然文化園 水生物館飼育展示係)

◆講演2「河原の象徴種カワラノギクと干潟の象徴種ウラギク」
 倉本 宣 氏(明治大学農学部 教授)

【要 旨】
 本来、日本の河川の中流には河原、河口には干潟が広がっていました。それが戦後、いくつかの原因によって急速に減少し、そこを生息地とする動植物も激減してしまいました。その代表となる植物が、ノギクのなかまのカワラノギクとウラギクです。
 これらの生育環境を保全するために、市民・研究者・行政が協働して取り組んできた活動を紹介するとともに、洪水や人間の管理という攪乱の卓越した河川生態系における生物多様性の守り方についてもお話しします。

【倉本氏プロフィール】
 1955年東京都生まれ。博士(農学)。東京都庁勤務を経て、1996年から明治大学教員。武蔵野台地北側の崖線(がいせん)の赤塚公園のニリンソウの保全活動、多摩丘陵の桜ヶ丘公園の作業型ボランティアの実務にかかわる。専門は造園学・保全生物学。
 現在、明治大学農学部専任教授。応用植物生態学研究室にて「生物多様性を保全・再生し、人と自然とのかかわりを再構築する」というテーマのもと、自然や人と自然との関わりに関する活動や研究をおこなっている。
 主な著書として『タンポポとカワラノギク』(岩波書店、2001年)、『生物多様性緑化ハンドブック』(地人書館、2006年)、『絶滅危惧種の生態工学』(地人書館、2019年)がある。


倉本宣氏

応募方法

 受付フォームで以下のとおりお申し込みください。

 お申込みの際は、@tokyo-zoo.net及び@form.kintoneapp.comからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。特に携帯電話からお申し込みの方はご注意ください。
 なお、お申込み後に自動返信メールが届かない場合は、井の頭自然文化園 教育普及係までEメールにてご連絡ください。

こちらの受付フォームからお申し込みください

 ※外部サイト(kintoneapp.com)に移動します。kintoneapp.comは、トヨクモ株式会社が管理運営するウェブサイトです。今回の講演会参加者募集に際して応募者の方々からご提供いただく個人情報は、トヨクモ株式会社が管理するサーバーに厳重に保管し、目的のための使用終了後、すみやかに削除するなど、厳正かつ適正な運用をおこないます。

 【問合わせ先】井の頭自然文化園 教育普及係 mizube2021@tokyo-zoo.net
 【締   切】2021年3月13日(土)送信分まで有効

※2月10日(水)から募集を開始し、先着順で受け付けます。
※締切前に定員に達した際は、井の頭自然文化園ウェブサイトでお知らせします。
※お申込みの際ご提供いただいた個人情報は、当該イベントに関するご連絡のみに使用いたします。
 また、データの保管や削除など、個人情報については厳重な管理をいたします。

応募の注意事項

  1. 応募はひとり1回に限ります。また、1回につきおひとり分のみ応募できます。同じ応募者による複数の応募はすべて無効となりますのでご注意ください。
  2. 本企画はウェブ会議サービス「Zoom」を用いて実施します。接続に必要なPC環境はご自身でご用意ください。
  3. この講演会への参加は無料ですが、通信料は参加者ご自身の負担となります。
  4. ウェブ会議サービス「Zoom」への接続に必要なURLなどは、参加者にメールにてお知らせします。お申込時に記入いただいたメールアドレス宛に招待メールをお送りします。@tokyo-zoo.netからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。

※実施についての最新の情報は井の頭自然文化園ウェブサイトをご確認ください。

(2021年02月10日)



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