催し物
3/5 都立動物園・水族園合同企画「身近な水辺保全講演会」開催!(※募集終了しました)
 └─2016/01/28

 都立動物園・水族園では、身近な水辺の生物を守る活動をおこなっています。その活動の一環として、生物や生息環境の現状を、地域をはじめ多くの方々に見て、知っていただく取り組みをおこなっています。
 今回は、井の頭自然文化園を会場とし、動物園や水族園の中でおこなわれている保全への取り組みや、野外でおこなわれている水辺の生物の保全活動などについてご紹介する講演会を開催します。ぜひご参加ください。


トウキョウダルマガエル

日時 2016年3月5日(土) 13時30分~16時

場所 井の頭自然文化園 動物園(本園)彫刻館B館

定員 100名(高校生以上)

内容
◎第1部 動物園・水族園の取り組み
 講演 「身近な水辺の生き物を飼育、繁殖、展示する」
 講師 渡辺 良平(井の頭自然文化園 水生物館飼育展示係)

【要旨】
 井の頭自然文化園をはじめとする都立動物園・水族園では、すでに都内では姿を消してしまった生物や絶滅の危機に瀕している生物の飼育繁殖に取り組んでいます。また、ミヤコタナゴのように国内の動物園・水族館と共に取り組む「種の保存」の活動などがあります。これら希少な生物の飼育繁殖の事例を紹介するとともに、それを展示する動物園・水族館の役割についてお話しします。

◎第2部
 講演 「トウキョウダルマガエル生息地の現状と域内保全について」
 講師 戸金 大 氏(慶応義塾大学自然科学研究教育センター)


【講師プロフィール】
 1980年神奈川県生まれ。麻布大学卒業後、明治大学大学院農学研究科修了(博士(農学))。一般財団法人自然環境研究センター研究員等を経て、現在、慶應義塾大学自然科学研究教育センター共同研究員、明星大学非常勤講師、慶應義塾大学非常勤講師。絶滅危惧両生類に関する保全生物学的研究に取り組む。専門は、爬虫両棲類学、保全生態学。江戸川区との連携による「江戸川区のカエル類に関する共同研究」では、地域の子どもたちに身近な生物とのふれあいや自然の生態系を伝える活動をおこなう。共著に、「さがみはら自然ガイド カエル見つけた!」(相模原市立博物館)。

【要旨】
 水田環境を主とし、里地里山の環境に生息生育する動植物の減少は、大きな社会問題として取り上げられています。トウキョウダルマガエルは、低湿地の湿性植生に生息するといわれていますが、事実上、代替植生となっている水田にその生息域が限定されることから、水田の環境条件が本種の生存に大きな影響を与えると考えられています。講演では、谷戸田に生息するトウキョウダルマガエルの生活史と保全への取り組みについてご紹介します。

応募方法 ※募集期間を延長します ※募集終了しました
 Eメールで以下のとおりお申し込みください。
 inokashira-mizube2015@tokyo-zoo.net あてに、件名を「水辺講演会」とし、本文に希望者全員の氏名(ふりがな)・年齢、代表者の住所・氏名・電話番号を記入してお送りください。お申し込みの際は、@tokyo-zoo.netからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。(特に、携帯電話からお申し込みの方はご注意ください。)なお、自動返信等による確認メール送信はありません。
※応募者多数の場合は抽選をおこない、当落にかかわらずお知らせします。

【締 切】 2016年2月19日(金) 2月28日(日) 送信分まで有効

(2016年01月28日)
(2016年02月19日 更新)


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