催し物
特設展示「両生爬虫類鑑 あし」を開催中
 └─上野  2010/03/26

 上野動物園の両生爬虫類館(ビバリウム)では現在、特設展示「両生爬虫類鑑 あし」を開催しています。

期間 2010年3月16日(火)~12月26日(日)

会場 上野動物園両生爬虫類館特設展示場

 今回の特設展のテーマは、両生類と爬虫類の「あし」。

 現在、世界には約6,000種の両生類と約8,000種の爬虫類が、極地を除くほとんどの地域に分布しています。また、その生息環境には、地上・地中・樹上・水中など、あらゆる場所が含まれます。

 かれらの四肢は、それぞれの環境に合わせて多様な形に進化してきました。泳ぐことに特化したオール状の前肢、枝をつかむことに適した対向指、張りつくために変化した指先や、滑空するための水かきなど、両生類・爬虫類の四肢は、歩くためだけではなく、あらゆることに使われる器官となりました。

 また一方で、四肢が二次的に退化した動物も多く見られます。今回の特設展示では、両生類・爬虫類のいろいろな四肢のかたちと、その機能的な役割について、生物18種と解説パネルなどを使って紹介しています。

(2010年03月26日)



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