多摩動物公園のオランウータンが描いた絵画の展示会を、動物園の外でおこないます!
多摩動物公園のオランウータンのメス「モリー」(推定57歳)は、知られるかぎり世界最高齢のオランウータン。長寿記録を更新中です。2005年11月、約50年暮らした上野動物園を離れ、多摩動物公園にやってきました。
上野動物園にいるときから「モリー画伯」と呼ばれるほど絵を描くのが得意。これまでたくさんの作品を描いています。また、多摩動物公園でも、2歳のミンピー以外、全員が絵を描いています。
昨年(2008年)11月、新宿の画廊「ギャラリー新宿ブリコラージュ」のオーナー井本眞司さんが、モリーに大きな関心を寄せてくださいました。それをきっかけに、絵画展を開催することになったのです。
会期 2009年2月25日(水)~
3月19日(木) 3月22日(日)まで延期!
午前11時から午後7時
※期間中無休、入場無料
会場 ギャラリー新宿ブリコラージュ
会場に並ぶのは22点。モリーの絵は色彩豊かで、細かい曲線をたくさん描いた作品が多いのですが、ジプシー、ユキ、ジュリー、キュー、ボルネオの作品もそれぞれに個性的。
オーナーの井本さんも、モリーたちがいた現地の森が失われていくことをとても心配されています。会場には、生息地の現状についてのパネルも展示してあります。ギャラリーは交通の便のいいところです(上記リンクをごらんください)。どうぞ足をのばして、オランウータンたちの絵画作品をお楽しみください。
・東京ズーネットBB動画「
「オランウータンのモリー、多摩へ」
・東京ズーネットBB動画「
モリーさんのお絵かき」
〔多摩動物公園南園飼育展示係 黒鳥英俊〕