上野動物園では、2025年3月にニワトリの展示が終了しましたが、2025年12月8日(月)に
富山市ファミリーパークからニワトリ(比内鶏および矮鶏)が来園し展示を再開しました。来園したニワトリは子ども動物園すてっぷ「鳥たちのおうち2」でご覧いただけます。
ニワトリはセキショクヤケイというキジのなかまを家畜化した鳥で、昔から卵や肉をとるために飼われてきた私たち人間にとって身近で大切な動物です。日本では品種改良により、食用としてだけでなく、見た目の美しさや声の良さなども楽しまれてきた品種もいます。今回来園したニワトリの品種をご紹介します。
比内鶏(ヒナイドリ)
比内鶏は秋田県の比内地方(現在の大舘市)が原産で、羽色・体型が美しい日本のニワトリです。明治30年ごろから比内鶏の名で呼ばれるようになりました。比内鶏の肉は昔からおいしいことで有名で、秋田県では名物の「きりたんぽ鍋」をはじめとする食文化に欠かせない食材のひとつです。

比内鶏(ヒナイドリ)
(2026年1月5日撮影)
矮鶏(チャボ)
矮鶏はベトナムのチャンパという地域が原産で、明治時代の初期に中国を経由して日本にやってきたと言われているニワトリです。矮鶏という名前の由来は原産地のチャンパが訛ったものと考えられています。身体が小さく脚が短い独特な形態が特徴で、観賞用としても高い人気を誇っています。

矮鶏(チャボ)
(2026年1月5日撮影)
同じニワトリでも、昔からの品種改良によって羽の色や大きさ、姿かたちが異なります。ぜひ2つの品種をじっくりご覧ください!
(2026年01月14日)