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マヌルネコの「ドロー」が死亡しました
 └─ 2025/10/31
 上野動物園の西園「小獣館」の管理エリア(非展示)で飼育していたマヌルネコの「ドロー」(オス)が2025年10月30日(木)に死亡しました。15歳でした。

 こちらでお知らせしたとおり、管理エリアで飼育していたドローですが、徐々に体調が悪化したため、10月15日(水)から園内の動物病院に入院しました。検査の結果、乳び胸(※)や腎臓病など、複数の疾患があることがわかり、獣医師による治療を受けておりましたが、10月30日(木)の朝、死亡を確認しました。解剖の結果、死因は多臓器不全でした。

※乳び胸(乳糜胸、にゅうびきょう)とは、胸腔内に脂肪を含んだリンパ液(乳び)が貯まってしまい、呼吸が苦しくなる病気です。


マヌルネコ「ドロー」(2025年7月3日撮影)

(2025年10月31日)


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