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グレビーシマウマが来園します
 └─2025/12/04
 多摩動物公園では、2025年3月に、飼育していたグレビーシマウマが死亡してから展示が途絶えていましたが、このたび京都市動物園より新しく2頭の個体を導入し、アフリカ園「サバンナエリア」での飼育を再開することになりました。

来園するグレビーシマウマ

名  前  ななと
性  別  オス
年  齢  13歳
生年月日  2012年7月10日
      富山市ファミリーパーク(富山県)生まれ


来園するグレビーシマウマ「ななと」(提供:京都市動物園)



名  前  ミンディー
性  別  メス
年  齢  12歳
生年月日  2013年7月26日 
      ベークセベルゲンサファリ(オランダ)生まれ


来園するグレビーシマウマ「ミンディー」(提供:京都市動物園)

来園予定日

 今後、2頭を順次移動します。動物の状況によっては、移動を延期または中止する場合があります。

ななと    2025年12月17日(水)

ミンディー  2026年3月中
       ※詳細については決まりしだいお知らせします。

経緯

 当園では公益社団法人日本動物園水族館協会の管理計画に基づき、飼育園館同士で相互協力しながら、グレビーシマウマの繁殖を進めています。このたび新たな繁殖をめざすため、ブリーディングローン(※)によりななととミンディーを受け入れることになりました。

 当園では、2025年春にサバンナエリアがリニューアルしましたが、当該エリア工事期間中に園内の仮飼育施設で飼育していたグレビーシマウマが死亡し、展示が途絶えていました。今回の移動によって、グレビーシマウマの展示を再開すると共に繁殖による群れの形成と国内飼育下個体群維持への貢献を目指していきます。

※ブリーディングローンについて
 繁殖を目的とした動物の貸借契約のこと。動物園間で個体を移動させることによって、新たなペアを形成し、繁殖に寄与することを目的としています。


ななとの公開について

 来園後、しばらくのあいだは、シマウマ・オリックス舎で検疫を行います。検疫終了後、徐々に新たな環境に慣らしながら、サバンナエリアにて、キリン・シロオリックス・モモイロペリカンとの同居展示を行う予定です。
公開については決まりしだいお知らせします。


当園での飼育状況(2025年12月4日現在) 0頭


国内の飼育状況(2024年12月31日現在) 8施設 18頭(オス12頭、メス6頭)
資料:2024年グレビーシマウマ国内血統登録台帳【(公社)日本動物園水族館協会】



(2025年12月04日)



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