2017年7月25日、ライオンのプンバが死亡しました。

プンバは1996年7月24日に父ラインと母サクラの間に生まれました。当時はライオンの繁殖が9年間途絶える中、待望の子どもとして誕生しました。
同腹姉妹のナラ、サラビとともに当園の群れメンバーとして活躍し、高齢となってからは群れから離れ、非展示エリアでのんびりとくらしていました。
ここ数年は暑さに弱くなり、今年も6月下旬頃から食欲が落ち始め、空調の効いた屋内で過ごしていました。高齢に加えて何らかの疾患も疑われていましたが、年齢を考慮して、治療による負担や苦痛を避け、できるだけ居心地のよい環境で過ごすことを第一としていました。
死因は「腫瘍」でした。満21歳でした。
これはライオンでは大変な長寿で、当園でこれまで飼育された生年月日の明らかな個体の中では、歴代2位の長寿記録です。
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