催し物
多摩動物公園の干支のイベント2026
 └─2025/11/27
 多摩動物公園では、2026年の干支である午(ウマ)にちなみ、モウコノウマと家畜馬に関する企画展と講演会を実施します。

干支の企画展「もう、このウマ 知ってる?」

 来年の干支は『午』です。当園の「アジアの平原」エリアには、野生の馬であるモウコノウマと家畜の馬である北海道和種を飼育しています。それぞれどんな特徴があるのでしょうか?
この企画展では、解説パネルや動画を通して、野生の馬と家畜の馬を紹介します。


期間 2025年12月18日(木)〜2026年2月24日(火)
   各日9時30分〜16時30分
場所 ウォッチングセンター


干支の企画展ポスターデザイン

干支の講演会

 2026年の干支である午にちなみ、ウマに関連するテーマで講演会を実施します。

日時 2025年1月12日(月・祝)
   13時30分~15時30分
   ※終了時間が前後する場合があります。
場所 多摩動物公園ウォッチングセンター動物ホール
対象 どなたでもご参加いただけます。
   ※内容は小学生以上向けですが、未就学児の入場も可能です。
定員 100名 ※事前のお申し込みが必要です。
 
内容
◆講演1「獣医師が診たモウコノウマの野生復帰と遊牧民の暮らし」
實方剛(さねかた たけし)氏(獣医学博士)

【要 旨】
 モウコノウマ(タヒ)は、現存する唯一の野生馬です。かつてはアジア中央、特にモンゴル国に広く分布していましたが、1969年にモンゴルで確認されたのを最後に野生下では絶滅しました。その後、1992年から「Takhi International Group(ITG)」を中心に、ヨーロッパ各地の動物園で飼育されていたモウコノウマをモンゴル国内3か所の保護区に再導入し、野生化を進めるプロジェクトが始まりました。私もモンゴルでこのプロジェクトに参加し、現地での保護活動に携わりました。本講演では、モウコノウマの野生復帰の現状と課題を紹介するとともに、現地の遊牧民の暮らし、そしてモンゴルに生きる野生動物たちの姿を、写真を交えてお伝えします。

【實方氏プロフィール】
 神奈川県出身。獣医学博士。前鳥取大学准教授。前モンゴル国立農業大学客員教授。前モンゴル健康科学大学招聘教授。アフリカやアジアの途上国で家畜や人の感染症対策支援に携わるとともに、モンゴルでは大学教育の支援や野生動物の調査・保護活動も行った。特に、モウコノウマの野生復帰プロジェクトにも参加し、獣医師の立場からその保全に取り組むとともに、モウコノウマの生態や保護の重要性を紹介している。


實方剛氏

◆講演2「知って!見てみて!モウコノウマと家畜馬」
塩谷眞未(しおたに まみ)(多摩動物公園 飼育展示課 南園飼育展示第一係)

【要 旨】
 多摩動物公園で飼育しているウマはモウコノウマと北海道和種の2種類です。同じウマでも飼育方法や人との関わり方は違いがたくさんあります。多摩動物公園での飼育の取り組み、観察ポイントなど、いままで撮りためた動画や画像をたっぷり使って、飼育係が伝えたいウマの魅力をご紹介します。

応募方法

 受付フォームで以下のとおりお申し込みください。

 お申し込みの際は、@tokyo-zoo.netおよび@kintoneapp.comからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。特に携帯電話からお申し込みの方はご注意ください。なお、お申し込み後に自動返信メールが届かない場合は、多摩動物公園教育普及係までご連絡ください。

こちらの受付フォームからお申し込みください

 ※外部サイト(kintoneapp.com)に移動します。kintoneapp.comは、トヨクモ株式会社が管理運営するウェブサイトです。今回のプログラム参加者募集に際して応募者の方々からご提供いただく個人情報は、トヨクモ株式会社が管理するサーバーに厳重に保管し、目的のための使用終了後、すみやかに削除するなど、厳正かつ適正な運用をおこないます。

【問い合わせ先】多摩動物公園 教育普及係
        042-591-1611(代表) ※受付時間は9時30分〜17時
【締    切】2024年12月17日(水︎)送信分まで有効

※応募はひとり1回に限ります。また、1回につき4名分まで応募できます。同じ応募者による複数回の応募はすべて無効となりますのでご注意ください。
※応募者多数の場合は抽選とし、当落に関わらず12月24日(水)までにメールでお知らせします。

(2025年11月27日)


ページトップへ