催し物
9/23 多摩動物公園の動物慰霊祭
 └─2024/09/12
 多摩動物公園では、2023年9月から2024年8月までの1年間に死亡した動物たちのために、「動物慰霊祭」をおこないます。

 日時 2024年9月23日(月・祝) 13時30分~14時

 場所 動物慰霊碑前
    ※悪天候時は場所を変更することがあります。

 内容
 1.園代表あいさつ
 2.主な慰霊動物の紹介
 3.代表慰霊動物への弔辞
   代表:タイリクオオカミ「ネロ」
 4.職員と当日来園された方からの献花
   ※花は当園で用意します。
 

代表慰霊動物 タイリクオオカミ「ネロ」

【主な慰霊動物】
動物種名名前性別死亡
年齢
死亡日飼育期間エピソード
タスマニアデビルテイマーオス7歳2023年
10月13日
5年11ヵ月多摩に来た時にはまだ1歳半の幼い個体でした。好奇心旺盛でゴムのおもちゃを粉々にかみ砕いてしまったこともありました。晩年には歩行困難になりましたが、自分で外に出て日光浴をするなど気ままに過ごしていました。
ニホンザルケリメス23歳2023年
10月21日
23年4ヵ月気が強く、群れ内のケンカによく飛び込んでいました。亡くなるまでに5頭の子どもを出産しました。
シフゾウカオル(薫)メス21歳2023年
11月13日
21年6ヵ月多摩で生まれ育ち、加齢による白内障で目が見えにくくなっていましたが大好物のクワを与えるとすぐに気が付いて食べていました。暑い日はぬた場でうたたねをしている姿が印象的でした。
アムールトラシズカメス17歳2024年
2月15日
17年7ヵ月亡くなる直前まで年を感じさせない美しさで魅了されました。飼育していても何も困ることがないぐらいとても素直な個体でした。
シロフクロウランメス10歳2024年
3月27日
10年8ヵ月2013年に当園で生まれました。体も大きく食欲旺盛で、時には同居しているオスから餌を奪うこともありました。
タイリクオオカミネロオス15歳2024年
4月15日
15年11ヵ月人懐っこく、来園者から人気でした。毎日、格子に体を擦り付けて担当者にコミュニケーションをとってくれました。晩年は、休息する時間が増え、丘の上での昼寝がお気に入りでした。
ライオンスパークオス18歳2024年
4月17日
9年6ヵ月九州自然動物公園から来園し、繁殖に貢献してくれました。群れの一員となり、放飼場で過ごすようになってからはメスのナナの後を追う姿が印象的でした。引退後は、一緒に来園したジャンプとバックヤードで穏やかに過ごしていました。
ヨーロッパ
フラミンゴ
緑20オス推定65歳
以上
2024年
6月2日
27年1ヵ月1959年に上野動物園に来園し、1997年に多摩動物公園にやってきました。両眼が見えなくなってからは、他の個体に邪魔されずに餌を食べられるように飼育係が付き添ってようすを見守ってきました。
ニホンコウノトリ左茶右赤オス37歳2024年
6月24日
37年0ヵ月1987年に中国から来園し、国内で絶滅したニホンコウノトリの復活に大きく貢献してくれました。飼育下での寿命が約30年といわれているので、大往生でした。

(2024年09月12日)



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