多摩動物公園がコウノトリの繁殖に飼育下で成功したのは1988年。日本で初めてのことでした。それから毎年繁殖に成功し、今年で30年を迎えますが、その道のりは簡単なものではありませんでした。
多摩動物公園におけるコウノトリ繁殖への取組みを振り返りながら、野生復帰の現状やコウノトリの未来について紹介するミニ企画展を開催します。コウノトリの飼育や繁殖に欠かせない飼育道具の実物やコウノトリの骨格標本、
東京動物園友の会(以前は動物愛好会)の機関誌「どうぶつと動物園」の関連記事などがご覧になれます。
期間 2017年8月16日(水)~10月3日(火)
場所 ウォッチングセンター内エントランスホール

また、現在ギフトショップでは「コウノトリ育むお米」や「玄米ほうじ茶」など、購入を通じてコウノトリ生息環境の保全に貢献できる商品を販売しています。
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コウノトリ展示場に田んぼ出現!?」
企画展を通じて、野生のコウノトリがくらす環境にも思いをはせていただければと思います。
(2017年08月17日)