葛西臨海水族園の新年イベント「
水族園のお正月2026」では、例年好評をいただいている水族園オリジナルのおみくじ「かさりんみくじ」をお配りしておりましたが、みなさま引いていただけましか?
かさりんみくじには、毎年干支に関する生きものが描かれているのですが、今年は午(うま)年ということで、「テングハギ」と「ホースシューレザージャケット」が入っていました。

午年関連のおみくじ
ではどこが「午」なのでしょうか? 今回の記事では午に関連した名前の魚たちを紹介します。種名の横に展示している水槽名も書いていますので、ぜひ探してみてください。
テングハギ 水槽番号5「南シナ海」
テングハギのなかまは英語で「ユニコーンフィッシュ」と呼ばれます。その名の通り、テングハギの頭の真ん中には、ユニコーン(額に一本の角が生えた馬のような伝説の生きもの)のような長い突起があり、求愛に使われるといわれています。
同じ水槽で、「ヒメテングハギ」という魚も展示しています。ヒメテングハギの方が大きな体をしているので、ぜひテングハギとの違いをほかにも探してみてください。

上:ヒメテングハギ、下:テングハギ
ホースシューレザージャケット 水槽番号10「オーストラリア南部」
鮮やかな青色や黄色をしたカワハギのなかまで、体の真ん中あたりには、馬の蹄鉄のようなかたちの模様があります(ホースシューは英語で馬蹄を意味します)。背びれと臀びれを波打たせる、特徴的な泳ぎ方をするので、泳ぎ方にも注目してみてください。

ホースシューレザージャケット。馬の蹄鉄のような形の模様がわかりますか?
ウマヅラハギ 水槽番号30「渚の生物」
名前の由来になっている馬のような細長い顔と、ひれや体の一部が青色をしていることが特徴的です。ウマヅラハギもカワハギのなかまで、頭の上にトゲがあります。このトゲは背びれが変化したもので、岩の隙間に隠れる際に、体を固定するためなどに使われています。

手前で上下に2匹並んでいるのがウマヅラハギ
マトウダイ 水槽番号25「深海の生物4」
名前の由来は、頭のかたちが馬の頭に似ていることからマトウ(馬頭)、もしくは丸い模様が的のように見えることからマト(的)ダイ、という2つの説があります。
水深30~400mくらいまでの海底付近に生息します。口がよく伸び、この口を素早く伸ばしてえさを吸い込むようにして捕まえます。

マトウダイ。馬の頭に似ているでしょうか?
ビッグベリードシーホース 水槽番号15「オーストラリア西部」
タツノオトシゴのなかまです。タツノオトシゴのなかまは、英語で「シーホース(海の馬)」と呼ばれています。オスはお腹に育児用の袋をもっており、メスがそこに卵を産み付け、オスがその中で卵が孵化するまで守ります。

擬海藻に尾を絡めるビッグベリードシーホース
ぜひ水族園で午に関する魚を探してみてくださいね。全部見つけるといいことがあるかもしれませんよ。
〔葛西臨海水族園教育普及係 加藤ソフィー〕
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