葛西臨海水族園では、「水辺の自然」エリアの「田んぼ」展示をリニューアルオープンしました。
昔から稲作のために人が維持してきた水田の環境は、水辺の植物や生き物にどのように利用されているのでしょうか。稲作と四季を通した環境の移り変わりを、ミナミメダカやドジョウといったおなじみの生き物とともにわかりやすく展示していきます。
展示開始 2018年5月17日(木)
場所 水辺の自然エリア
展示内容 屋外展示「田んぼ」(幅約6m、奥行約3m)
田植えから始まり、稲穂が実り、秋には稲刈りを実施します。田んぼには、ミナミメダカやドジョウなどの魚類やデンジソウやセリなどの田んぼで見られる植物を展示します。冬は「乾田化」させることなくあえて「湿田」として維持し、水辺の生き物の冬越しの場として展示します。
*乾田:冬に水田の水を抜いて乾燥した状態の水田
*湿田:冬に水が溜まった状態の水田、ふゆみず田んぼとも言われています。
主な展示種
植物(水田雑草として見られるもの):セリ、ムラサキサギゴケ 他
魚類:ミナミメダカ、ドジョウ
その他
2018年7月下旬に特設展示「水辺に生きる草」開催予定。
東京の水草水槽、ため池水槽、上流・湧水水槽他などをオープン予定。

新しく完成した「田んぼ」の展示
(2018年05月18日)