「海の学び舎」は、第一線で活躍する研究者やナチュラリストが海や川の環境、そこにくらす生き物のおもしろさ、そして研究することの楽しさを紹介する、高校生・大学生向けの講座です。
今回は岡山大学の福田宏氏を講師にお招きします。貝類の分類学者である福田氏は、多数の新種を記載するなどの分類学的研究をはじめ、環境省のレッドデータブックやレッドリストの編纂や生物多様性保全の推進などに取り組まれています。
プログラムの前半は福田氏による研究内容とキャリアについての講演、後半では実地参加者を対象に貝類の標本作成実習をおこないます。
高校生・大学生の皆さん、ぜひご参加ください!

福田氏が新種記載した貝類の一部、および種小名に献名された種(最下列の3種)
日時 2026年3月22日(日) 13時~16時
場所 本館2階 レクチャールーム
※ウェブ会議サービス「Zoom」によるオンライン配信もおこないます。
対象 高校生・大学生 ※専門学生や大学院生等を含みます。
定員 レクチャールーム 30名
オンライン 50名
※事前申込制(先着順)
参加費 無料(入園料も無料となります)
※オンライン参加のための通信料は参加者ご自身の負担になります。
講師 福田 宏(ふくだ ひろし)氏(岡山大学学術研究院環境生命自然科学学域 准教授)
内容
①13時~15時 講演「貝類を知り、世界を知る」
【要旨】
貝類の分類とその保全についてお話しします。貝類とは軟体動物に属す動物の総称で、カタツムリ、ナメクジ、ウミウシ、イカ、タコも含まれます。貝類の際立った特徴の一つは絶滅危惧種が極端に多いことです。多くの種は移動能力が低いため、環境が悪化すると他の生物に先駆けて種数が減少します。このため貝類は環境指標生物として最適ですが、現状ではどこにどんな貝類の種がいるのかすら情報が不十分なので、標本の蓄積が大切です。標本作成には肉抜きという手法が重要であり、今回は実習を交えながらご紹介します。
②15時20分~16時 貝類の標本作成実習
貝の殻から身を取り出す肉抜きをして、貝類標本を作成します。肉抜きのプロフェッショナルである福田氏に指導していただきながら、生物学の基本である標本作成を体験しましょう。なお、対象は実地参加者のみです。
【福田氏プロフィール】
1965年山口県生まれ。岡山大学学術研究院環境生命自然科学学域准教授。博士(理学)。専門は貝類分類学。主な著書に『新種発見! 見つけて、調べて、名付ける方法』(共編著、山と溪谷社)、『貝の疑問50』(分担執筆、成山堂書店)、『干潟の絶滅危惧動物図鑑』(分担執筆、東海大学出版会)など。

福田 宏 氏
応募方法
受付フォームで以下のとおりお申し込みください。
お申し込みの際は、@tokyo-zoo.netおよび@kintoneapp.comからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。特に携帯電話からお申し込みの方はご注意ください。なお、お申し込み後に自動返信メールが届かない場合は、葛西臨海水族園 教育普及係までご連絡ください。
《実地参加のお申し込みはこちら》
《オンライン参加のお申し込みはこちら》
※外部サイト(kintoneapp.com)に移動します。kintoneapp.comは、トヨクモ株式会社が管理運営するウェブサイトです。今回のプログラム参加者募集に際して応募者の方々からご提供いただく個人情報は、トヨクモ株式会社が管理するサーバーに厳重に保管し、目的のための使用終了後、すみやかに削除するなど、厳正かつ適正な運用をおこないます。
【問い合わせ先】葛西臨海水族園 教育普及係
03-3869-5152(代表) ※受付時間は9時30分〜17時
【締 切】実地、オンラインいずれも2026年3月20日(金)送信分まで有効
※2月26日(木)から募集を開始し、先着順で受け付けます。
※締切前に定員に達した際は、葛西臨海水族園公式サイトでお知らせします。
※実施についての最新の情報は、葛西臨海水族園公式サイトをご確認ください。
(2026年02月26日)