井の頭自然文化園で飼育しているツシマヤマネコの「もも」(メス、18歳)は、高齢に伴う体調管理のため、展示を休止する場合があります。

ツシマヤマネコ「もも」(撮影日:2024年5月16日)
「もも」は、2006年4月1日に福岡市動植物園で生まれ、当園へは2019年11月15日に名古屋市東山動植物園から来園しました。
ツシマヤマネコは、寿命が野生で6~9年(推定)、飼育下で最大18年(推定)と言われており、「もも」は現在国内最高齢です。食欲はまだ低下していませんが、歩行時にふらつきがみられたり、季節の変わり目に軽度の脱水がみられたり、体の機能に衰えがみられています。飼育担当者と獣医師が協力し、すみやかに補液を行うなど体調の維持・回復を図っていますが、当面は「もも」の当日の体調に合わせて展示を休止したり、「運動場」と「寝室」を出入り自由にしたりと柔軟な飼育管理を行います。そのため、「もも」をご覧になれないことがありますが、ご了承いただきますようお願いいたします。
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