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ニホンコウノトリが死亡しました
 └─2024/04/09
 井の頭自然文化園で飼育していたニホンコウノトリ「つばさ」(オス)が2024年4月4日に死亡しました。10歳でした。

 つばさは、2021年6月16日に千葉県の野田市こうのとりの里から来園しました。野田市で初めて育ったコウノトリでしたが、翼を傷めて野生復帰をさせることができなかったため、井の頭自然文化園で譲り受けて飼育展示していました。つばさは、動物園を訪れる多くの方にコウノトリの魅力を伝えてくれました。

 2月19日に放飼場の池で転倒し、右の翼を骨折し治療を続けていました。治療を終え、展示再開の準備を進めていたところ、4月4日に急死しました。夜間に何かに驚いて転倒し、治療した部位から出血してしまったと推測されます。死因は循環不全でした。

 つばさの死亡にともない、井の頭自然文化園のニホンコウノトリはいなくなりました。


コウノトリ「つばさ」
(撮影日:2023年11月4日)

(2024年04月09日)



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