気温が下がり、樹木の葉が落ちて園内はすっかり冬景色です。井の頭自然文化園内の自然にくらす小さないきものたちにとっても厳しい季節ですが、土の中や落ち葉の下などに隠れて寒さをしのぎ、えさを探す鳥の目から逃れながら、じっと春を待っています。
「
冬越しのいきもの展」では、そんな冬越し中のいきもののようすを紹介しています。
現在は、ツバキ園で見つけた「ウラギンシジミ」を展示中です。
シジミチョウのなかまで、ツバキなどの常緑樹の葉裏にじっととまって冬を越します。白銀の羽が目立ちそうなものですが、ツバキの葉がつやつやと光を反射するため意外にも見逃してしまいます。
文化園にお越しの際は、ぜひ立ち寄ってみてください。
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「冬越しのいきもの展」 | ウラギンシジミ |
期間 2018年1月11日(木)~3月末予定 3月16日(金)
場所 動物園(本園)正門先のミニ展示コーナー
※展示しているいきものは変わる場合があります。
〔井の頭自然文化園教育普及係 阿部万純〕
(2018年01月11日)
(2018年03月16日更新)