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クロマグロ5歳魚が死亡しました
 └─葛西  2016/08/02

 葛西臨海水族園の「大洋の航海者:マグロ」水槽では、2014年11月から2015年1月にかけて魚類の死亡が続き、2015年3月24日にはクロマグロ1尾になりました。


死亡したクロマグロ(2016年4月2日撮影)

 その後、2015年3月にアカシュモクザメとタカサゴ、5月にはハガツオとスマ、そして6月にはクロマグロを水槽に導入(水槽における死亡原因の調査結果と展示状況については2016年4月7日にお知らせしました:東京都報道発表)。さらに2016年6月12日にもクロマグロ1歳魚を追加しました。

 2012年6月10日に高知県から搬入され、2015年3月24日以降も1尾で生存していたこのクロマグロ(現在5歳魚)ですが、2016年7月7日から「大洋の航海者:マグロ」水槽の「アクアシアター側」から「擬岩側」に入るようになり、その後は何度か擬岩側とアクアシアター側と数日おきに行き来していましたが、7月17日からえさを食べなくなり、8月2日の13時35分にアクアシアター側で死亡しているのが発見されました。監視ビデオを確認したところ、8月2日の13時30分、他の個体につられるように突然速く遊泳し、水槽アクリルに衝突していました。死亡時の全長は145センチ、体重は61キロ、性別は不明です。

 2016年8月2日現在、水槽にはクロマグロ98尾(1歳と2歳魚、全長80〜120cm)、スマ35尾、ハガツオ11尾、マンボウ1尾がいます。

(2016年08月02日)


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