催し物
8/13-8/16 Night of Wonder──夜の不思議の水族園
 └─葛西  2016/07/30

 葛西臨海水族園は、お盆期間中2016年8月13日(土)〜8月16日(火)の4日間、開園時間を3時間延長し、開園中に水槽の照明を消し、魚たちと一緒に夜を迎える特別イベント「Night of Wonder──夜の不思議の水族園」を、今年もおこないます。

 2016年で4年目となる本イベントでは、日本財団がおこなう、次世代へ海を引き継ぐため、海を介して、人と人とがつながる「海と日本プロジェクト」の一環として、4夜に渡っての特別プログラム「シーライフステージ」を開催します。さかなクンらをお招きし、水族園の展示生物を紹介しながらの楽しいトークを展開します。そのほか、夜ならではの特別なガイドや楽しいイベントをご用意してお待ちしております。ぜひご来園ください。

 なお、夜の不思議な水族園を体験していただくため、照明消灯以降、館内および水槽内は通常よりもかなり暗くなります。また、利用していただくことができる展示エリアが昼間とは異なりますので、ご理解・ご了承のうえ、お楽しみください。


幻想的な夜の葛西臨海水族園


1.基本情報

◎開園時間を延長する日
 2016年8月13日(土)〜16日(火)

◎延長時間
 20時まで(入園は19時まで)


2.特別プログラム「海と日本プロジェクト シーライフステージ」

 海の生き物に関わる方々をお招きし、海や生き物のおもしろさ、大切さを、まるで海を切り取ってきたような写真、ダイナミックな映像、そして楽しいトークでお伝えします。

 場所 葛西臨海水族園「空の広場」臨時ステージ
 定員 各回先着300名(荒天の場合は100名)
 対象 どなたでもご参加できます
 料金 無料(ただし入園料は必要です)
 内容 

第1夜 「中村征夫が写す! これが東京湾だ」

 中村征夫氏(水中写真家)を招いてのスライドショー。
 ライフワークとしている東京湾の映像を大スクリーンに投影しながらのトークショーです。水族園の「東京の海」エリアの展示生物もいろいろと登場します。

 日時 8月13日(土) 19時〜20時

第2夜 「窪寺恒己が挑む! ダイオウイカの謎」

 窪寺恒己氏(国立科学博物館)を招いてのレクチャー。
 謎に包まれたダイオウイカの生態に迫る研究成果を紹介します。ダイオウイカを中心に、深海という環境やそこにすむ生物のおもしろさについて、ダイオウイカの実寸大カラー魚拓や資料映像を利用しながらお話しします。

 日時 8月14日(日) 18時30分〜19時30分

 ※なお18時〜18時30分に、カラー魚拓作家の山本龍香氏と窪寺恒巳氏によるダイオウイカの実寸大カラー魚拓を紹介する対談があります。

第3夜 「水族園スタッフも話す! 夜の水族園」

 水族園のスタッフも負けずにお話しします。
 水族園の展示生物を収集する調査係。生物の採集は夜間におこなわれることも多いのです。夜の生物採集のようすを紹介します。
 また、この後夜を迎える水族園。飼育展示係おすすめの水槽、おすすめの生物も紹介します。

 日時 8月15日(月) 18時〜18時45分

第4夜 「さかなクンが語る! さかなって、こんなに面白い」

 さかなクン(東京海洋大学客員准教授)を招いてのトークショー。
水槽からのリアルタイム映像やホワイトボードに描いたイラストなどの映像を大スクリーンに投影し、さかなクンがたっぷりと魚のおもしろさを語ります。

 日時 8月16日(火) 18時30分〜19時30分

第1夜 8月13日(土)
中村征夫
第2夜 8月14日(日)
窪寺恒己
第4夜 8月16日(火)
さかなクン

このイベントは、日本財団がおこなう、次世代へ海を引き継ぐため、海を介して、人と人とがつながる「海と日本プロジェクト」の一環です。


3.その他の主なイベント

バイオルミネッセンス 海にうかぶ生物の光

 夜の海では実はさまざまな生物が光を放っています。
 ウミサボテンや夜光虫など、いろいろな生物発光(バイオルミネッセンス)について映像で紹介します。

 日時 8月13日(土)〜16日(火) 各日16時~18時(17時45分入場終了)
 場所 本館2階 レクチャールーム

 また、毎日2回、次の時間にウミホタルの発光実験をおこないます。
  1回目:16時30分〜  2回目:17時30分〜
  各回先着80名
  ※各回15分前より3階ガラスドームにて整理券を配布します。


ウミホタル発光のようす


サンセットガイド

 水族園の日没、それは水槽の照明が消えるとき。その前後、瞬間に生き物たちはどんな行動を見せてくれるでしょうか?
 夜を迎える水槽前で、スタッフと一緒に観察してみましょう。

 日時・場所
  8月13日(土)〜16日(火)
  (1)各日18時20分〜18時35分
    「東京の海」エリア 「伊豆七島の海」コーナー前

  (2)各日18時45分〜19時05分
    「世界の海」エリア 水槽No.21「カリブ海」


消灯直前の水槽、もしかしたら産卵も


ナイトアクアリウムガイド

 夜の水族館ならではの特別なガイドを用意しました。普段は見ることができない生き物たちのようすを、この機会にぜひご覧ください。

 日時 8月13日(土)〜16日(火) 各日 1回目 17時30分〜
                    2回目 19時〜
 場所 (1)「大洋の航海者」エリア マグロ水槽(アクアシアター)
    (2)「ペンギンの生態」エリア ペンギンテラス
    (3)「海鳥の生態」コーナー
 内容 水族園を代表する生き物、マグロやペンギン、海鳥たち。
    眠りにつく生物、活動を始める生物など、夜の生態をスタッフが特別にガイドします。


夜ならではのスペシャルガイド


シーライフナイト

 夏真っ盛り! レストランテラスのビアガーデンで海風にふかれながら、ゆったりとした時間を過ごしてみませんか。
 スパイシーでボリューム満点の「まぐ竜&チップス」、ユニークなビールやスペシャルドリンクを、期間限定で販売します。

 日時 8月13日(土)〜16日(火) 各日ラストオーダー19時30分
 場所 レストランテラス


水族園ならではのユニークなビールたち


ミュージックフェスタ

 夕暮れのひと時、テントデッキで音楽を聴きながらくつろげば、マリンリゾートな気分。日替わりでバンドによる生演奏をおこないます。

 (1)日時  8月13日(土)、14日(日) 両日15時30分〜16時、17時〜17時30分
    出演者 より子(ピアノ弾き語り)

より子 → 公式サイトはこちら
21歳でメジャーデビュー。2度の病気をきっかけに、小児がん支援団体「ゴールドリボンネットワーク」のチャリティー活動を始め、同時に依頼を受ければ全国各地どこにでも歌いにいく「出張ライブ」を始める。「生きる」ことを歌い続けるより子の生き様は、TBS系「ニュース23」やNHK「ニュースウォッチ9」、「特報首都圏」などで取り上げられ多くの反響を呼んでいる。


より子


 (2)日時  8月15日(月)、16日(火) 両日15時30分〜16時、17時〜17時30分
    出演者 赤と嘘 × 生熊耕治(アコースティックコラボ)

赤と嘘 → 公式サイトはこちら
ボーカル森翼のソロプロジェクトとして2015年始動。弾き語りからアコースティック編成、ピアノ中心のバンド編成、ギター中心のロックバンド編成と多種多様で見る人を飽きさせない自由な演奏スタイルが特徴。


赤と嘘


生熊耕治 → 「cune」公式サイトはこちら
1999年にバンド「CUNE(キューン)」結成。ユニバーサルJより『リフレイン』でメジャーデビュー。 アルバム『GREAT SPLASH』、『ナナイロスマイル』、『明日の風』、『EUPHORIA』などをリリース。2006年からの活動休止期間を経て、3人編成で現在活動中。


生熊耕治

(2016年07月30日)
(2016年08月05日更新)


◎特設ページのご案内
──都立動物園・水族園の2016年夏のイベント情報[夜間開園、観察会、ビアガーデンなど]──
(上野動物園、多摩動物公園、葛西臨海水族園、井の頭自然文化園)
東京の夏を動物園・水族園で楽しもう2016
特設ページ「東京の夏を動物園・水族園で楽しもう2016」




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